- Category:悩みを抱えやすい人の特徴は?
ネガティブ思考になってしまう人
出来事や物事を悲観的、否定的に捉えるネガティブ思考に傾いてしまっていると、悩み事が多くなりがちです。たとえば、「挨拶したのに返事がなかった」という出来事があった場合、「相手が気づかなかっただけ」と解釈していれば、このようなことで悩む必要はありません。しかし、ネガティブ思考の人は、「返事がなかったのは、自分が嫌われているからだ」と思い込み、今後のその人との接し方を悩んだりするものです。もし、ネガティブ思考が癖になっているなら、これを直すことで悩み事が減るかもしれません。毎日を心地よく生きるために、できることから始めてみましょう。
ネガティブ思考の人は悩みを抱えやすい?
ネガティブ思考とは、出来事や物事を悲観的、消極的、否定的に捉えてしまうことを言います。たとえば、挑戦する前から失敗したらどうしようと考えたり、褒められても否定したりしてしまうのは、ネガティブ思考です。 ネガティブ思考は、繰り返すことで深く根付くため、自分では意識していないつもりでも、物事を悪い方向に考えてしまうようになります。すると、自分に自信が持てなくなったり、簡単に何かを諦めてしまったりするため、可能性の幅が狭まりやすくなります。また、常に不安や恐れがある状態になってしまうので、悩み事を抱えやすくなるでしょう。一概に、ネガティブ=悪、ポジティブ=善、とは言い切れませんが、ネガティブ思考は、長所を否定し、短所に視点を当てている状態なので、マイナスな感情がともないます。ネガティブ思考に偏りすぎると、楽しいことが何もないような気がして、精神的に辛くなってきてしまうのです。ネガティブ思考から開放されたいという人は、その原因を把握し、改善策を実行してみましょう。
ネガティブ思考の原因
環境がよくない事でネガティブ思考は伝染します。ネガティブな言葉ばかりを発している人に同調しすぎるのも良くないかもしれません。また、部屋が散らかっている状態だと、自己像が悪くなり自尊心が低くなりやすい傾向があります。一人で考え事をしていると、ネガティブ思考が発生しやすく、また悩む時間が多ければ多いほど、どんどん悪い方向に考えるようになってしまい、負のスパイラルに陥りやすくなってしまうでしょう。一度あった経験や1つの事例に基づいて、意味や結論を付けてしまう人も、ネガティブ思考に陥りやすい傾向があります。自分の見ている面が全てではないと気付くことが大切です。 性格や過去の体験によってネガティブ思考になりやすい性格というのありますが、たとえば慎重な人、心配性の人、完璧主義の人などが当てはまるでしょう。
改善策は?
では、どういった方法で改善していけば良いのでしょうか。ネガティブ思考の人は、物事や出来事の良い面を見過ごしてしまいがちなので、常に「良いこと探し」をする習慣を付けましょう。「ランチが美味しかった」「定時に仕事を終えることができた」など、どんな些細なことでも構いません。また、「早起きできた」「家事を頑張った」といったように、自分を褒めるのも効果的です。 ネガティブ思考は、認知のゆがみです。自分の解釈が単なる思い込みであることに気づきましょう。たとえば、「挨拶したのに返事がなかった」という出来事から、「自分は嫌われている」と考えるのは決めつけです。本当は、相手が気づかなかっただけかもしれませんし、機嫌が悪かった等の理由で誰にでも同じ態度をとっていたかもしれません。 「どうせ自分なんて」「できない」「やっぱり駄目だ」などの言葉が口癖になっていませんか。人は、他人の言葉だけでなく、自分の言葉からも影響を受けています。これらの言葉を聞くと、未来に対して否定的なイメージが湧いたり、過去のミスなどを脳内で再体験したりすることになり、マイナスな感情になってしまいます。「自分に投げかける言葉は自己暗示」と考え、ネガティブなワードは控えるようにしましょう。
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